2018年2月22日木曜日

中国産はちみつの安全性 EUは中国産はちみつについては輸入禁止措置 日本は?

中国産はちみつからは、禁止されている抗生物質が何度も検出されています。

EUでは中国産はちみつからの輸入を禁止しています。

しかし。日本は中国からのはちみつの輸入を続けています。

中国産はちみつは安い価格が魅力ですが、安全性に疑問があります。

中国産を選ぶかは個人の主観ですが。

そもそもはちみつを購入しようと想う人は、健康等を考えての行動なのではないかな?

健康を考えてのはちみつなのに、安全性が疑わしい中国産はどうなのよ。

 

厚生労働省の発表資料

 

2007年の発表資料

輸入食品に対する検査命令の実施について(中国産はちみつ)

http://www.mhlw.go.jp/houdou/2007/09/h0928-6.html

以下のとおり輸入者に対して、本日から食品衛生法第26条第3項に基づく検査命令を実施することとしましたので、お知らせします。

対象食品等 検査の項目 経緯
中国産はちみつ及びその加工品 クロラムフェニコール* 輸入者の自主検査及び検疫所のモニタリング検査の結果、中国産はちみつからクロラムフェニコールを検出したため検査命令を実施するもの。

* 抗生物質

<参考1>中国産はちみつのクロラムフェニコールに係る違反事例

1.品 名:はちみつ

輸入者:北大貿易株式会社

届出数量及び重量:74ドラム、21,460kg

製造者:HENAN YILONG IMPORT AND EXPORT COMPANY LTD.

検査結果:クロラムフェニコール 0.0006ppm(基準:不検出)※1

届出先:福岡検疫所

違反確定日:平成19年4月5日

措置状況:全量積戻し済み※2

2.品 名:はちみつ

輸入者:正栄食品工業株式会社

届出数量及び重量:70ドラム、20,300kg

製造者:TIANJIN NATIVE PRODUCE I/E GROUP CORPORATION LTD.

検査結果:クロラムフェニコール 0.0011ppm(基準:不検出)※1

届出先:横浜検疫所

違反確定日:平成19年9月25日

措置状況:全量保管中※2

※1 クロラムフェニコールについては、国際機関において一日許容摂取量(ADI)が設定されていないことから、食品中に不検出とする基準を設定しています。

※2 違反品は国内に流通していません。

<参考2>中国産はちみつ輸入実績

年 次 届出件数 届出重量(トン) 検査件数*1 違反件数
平成19年*2 589 57,523 190 2

*1 クロラムフェニコールに係る検査

*2 平成19年9月26日現在 速報値

 

2002年の発表資料

中国産ハチミツに対する輸入検査の強化について

http://www.mhlw.go.jp/houdou/2002/04/h0426-5.html

中国産ハチミツについては、EUにおける畜水産物の輸入禁止措置を受け、

本年1月29日から検疫所における抗生物質に関するモニタリング検査を

強化してきたところですが、4月8日に初回、本日2回目のストレプトマ

イシンの検出が確認されました。

このため、本日、中国産ハチミツのストレプトマイシンに対し、食品衛生

法第15条3項に基づく検査命令を輸入の届出に対して実施することとし

ましたので、お知らせします。

なお、ストレプトマイシンが検出された2件は、食品衛生法第7条に違反

するため、全量について、廃棄又は積み戻し等の指示を行ったところです。

経緯

(1) 1月29日 モニタリング検査の強化。

(2) 4月8日 1回目の違反

 届出数量及び重量:70ドラム、20,300Kg

 検出抗生物質:ストレプトマイシン(0.17ppm)

(3) 4月26日 2回目の違反

 届出数量及び重量:70ドラム、20,300Kg

 検出抗生物質:ストレプトマイシン(0.08ppm)

中国産ハチミツ輸入実績

 輸入届出重量

平成13年1月~12月 34,144トン

平成14年1月~4月25日現在 8,441トン

 ハチミツ輸入総数

平成13年1月~12月 38,414トン

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