2021年7月24日土曜日

福島県浪江のはちみつから基準を超えるセシウム検出 自主回収

福島県浪江町の道の駅なみえなどで販売していたはちみつ「はまっと~・極密」から国の基準(1kg当たり100ベクレル)を超える放射性セシウムが検出されたようです。製造元の沢上管理耕作組合が自主回収を呼びかけています。

 

これは土壌のセシウムが吸い上げられて花の蜜に混じったものをミツバチが集めたということなのだろうか。

国産のはちみつは基準値を下回ってはいるが放射性セシウムが検出されているはちみつも多そう。

 

 

毎日新聞からの引用

https://mainichi.jp/articles/20210723/k00/00m/040/049000c.amp

福島県は22日、浪江町の道の駅なみえなどで販売していたハチミツ「はまっと~・極密」から国の基準(1キロ当たり100ベクレル)を超える放射性セシウムが検出されたと発表した。製造元の沢上管理耕作組合が自主回収を呼びかけている。

県によると、国の研究機関が検査した結果、1キロ当たり130~160ベクレルを検出した。この商品は内容量が100グラムから600グラムまで4種類あり、6月19日から出荷していた。7月21日までに道の駅なみえで73個販売され、浪江町の「浪江町産品カタログギフト2021」の商品としても、「290グラム2本」と「600グラム2本」の計1336セット分が販売された。同組合が出荷前に自主検査をした際は問題が確認されなかったという。

自主回収に関する問い合わせは、同組合養蜂部(090・1398・2703)。カタログギフトに関する問い合わせは、町企画財政課財政管財係(0240・34・0237)。

 

 

浪江町町長メッセージからの引用

https://www.town.namie.fukushima.jp/site/namie-chocho/28399.html

本日、沢上管理耕作組合養蜂部が採取・販売している「はちみつ」から放射性セシウムが検出されたとの報告を福島県から受けました。大変残念であるとともに、原子力災害の影響が今もなお残っていることをあらためて痛感いたしました。

報告によれば、検出された値は1キログラムあたり130~160ベクレルとのことであり、食品衛生法に基づく食品中の基準値を超過していることから、生産者であります沢上管理耕作組合養蜂部において自主回収をすることとなりました。

(食品衛生法の放射性セシウムの基準値(一般食品):1キログラムあたり100ベクレル以下)

また、町としましては、「浪江町産品カタログギフト2021」におきまして、当該商品をお申込みの皆様に約1,300個をお届けしておりますことから、回収することにつきまして書面にて早急にご連絡するとともに、代わりの産品のお申込みにつきましても、後日、別途お知らせいたします。

町民の皆様におかれては、ご心配とご不安をおかけし、お詫び申し上げるとともに、今後とも、農業の再生を始め、町の復興に努めてまいります。

令和3年7月22日

浪江町長 吉田数博

 

 

道の駅なみえからの引用

https://michinoeki-namie.jp/news/150/

平素は当道の駅をご愛顧賜り、厚く御礼申し上げます。

この度、道の駅なみえにて販売させていただいておりました浪江産はちみつから放射性物質が食品衛生法にもとづく規格基準を超えた商品が見つかったと生産者より報告があったため該当商品の回収をさせて頂くことになりました。

つきましては、下記の対象商品がお手元に御座います場合には、誠にお手数ですが、下記のお問合せ窓口まで、ご連絡頂くようお願い申し上げます。当駅から販売された商品であることが確認されたお客様へご返金させて頂きます。当駅から購入された商品以外についてはご対応しかねます。

今後は一層の品質管理の徹底に努める所存でございますので、何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。

1、対象回収商品

「はまっと〜・極蜜(100g)」

「はまっと〜・極蜜(210g)」

「はまっと〜・極蜜(290g)」

「はまっと〜・極蜜(600g)」

2、回収販売期間及び対象者

令和3年6月19日~令和3年7月21日

・店頭販売52名/73個・インターネット販売1名1個・合計74個

3、お問合せ窓口

道の駅なみえインフォメーション電話番号0240-23-7121時間10時~18時

「はまっと〜・極蜜の回収の件について」にてお願いします

以上