2018年2月22日木曜日

純粋アルゼンチン&カナダはちみつ 720g 日新蜂蜜

食品館あおばで1月に購入したもの。

税抜き価格 698円

アルゼンチン産とカナダ産の混合。

公正取引マークあり。

食品館あおばの価格では1gあたり1円以下と安い。中国産の蜂蜜よりは高いが。

日新蜂蜜のサイト上では税抜き価格1400円になっている。

1月下旬に購入し、2月の気温の低い状況下でも結晶化はしていない。

日新蜂蜜のページ。

http://nisshin-honey.co.jp/

日新蜂蜜のページによると、蜂蜜製品を年間6,000~7,000トン生産していて、出荷量では第2位(2016年12月現在)らしい。

品質管理のページには以下のように書かれている。

お客様が、より安心してお召し上がりできる商品をお届けするために、当社全製品について原料購入から製品納入に至るまで厳しいチェックを行っております。 検査室では原料検査、工程検査・製品検査を行うことにより品質を管理しています。 当社では、品質マネージメントシステムISO9001を認証取得しています。

結晶化したはちみつは60℃程の湯で溶けると書かれている。

そのままご使用されても問題はありません。 そのままご使用されても問題はありませんが、湯せんいたしますと結晶は溶け、元の液状に戻ります。 結晶の状態によっても変わりますが、はちみつの温度が60℃を超えてから20分ほどで溶けると思います。 時折、かき混ぜて頂きますと早く溶けます。

60℃の温度は高すぎる気がするけど、どうなんでしょうか。日新蜂蜜では容器に詰める時はこの程度の温度まで上げているのか。

容器の蓋を開けると蜂蜜の香りがする。

甘味は強くはないが、蜂蜜の味である。これといった特徴は感じられない。

何の蜜なのか明記されていない。百花蜜ということなのだろう。

ラベルに記載されている栄養成分表示は以下のとおり。

栄養成分 100gあたり
  • エネルギー 324kcal
  • たんぱく質 0g
  • 脂質 0g
  • 炭水化物 80.9g
  • ナトリウム 0〜8mg

価格は安めではあるが。好みのはちみつではないので今後購入することはないでしょう。

 

 

中国産はちみつの安全性 EUは中国産はちみつについては輸入禁止措置 日本は?

中国産はちみつからは、禁止されている抗生物質が何度も検出されています。

EUでは中国産はちみつからの輸入を禁止しています。

しかし。日本は中国からのはちみつの輸入を続けています。

中国産はちみつは安い価格が魅力ですが、安全性に疑問があります。

中国産を選ぶかは個人の主観ですが。

そもそもはちみつを購入しようと想う人は、健康等を考えての行動なのではないかな?

健康を考えてのはちみつなのに、安全性が疑わしい中国産はどうなのよ。

 

厚生労働省の発表資料

 

2007年の発表資料

輸入食品に対する検査命令の実施について(中国産はちみつ)

http://www.mhlw.go.jp/houdou/2007/09/h0928-6.html

以下のとおり輸入者に対して、本日から食品衛生法第26条第3項に基づく検査命令を実施することとしましたので、お知らせします。

対象食品等 検査の項目 経緯
中国産はちみつ及びその加工品 クロラムフェニコール* 輸入者の自主検査及び検疫所のモニタリング検査の結果、中国産はちみつからクロラムフェニコールを検出したため検査命令を実施するもの。

* 抗生物質

<参考1>中国産はちみつのクロラムフェニコールに係る違反事例

1.品 名:はちみつ

輸入者:北大貿易株式会社

届出数量及び重量:74ドラム、21,460kg

製造者:HENAN YILONG IMPORT AND EXPORT COMPANY LTD.

検査結果:クロラムフェニコール 0.0006ppm(基準:不検出)※1

届出先:福岡検疫所

違反確定日:平成19年4月5日

措置状況:全量積戻し済み※2

2.品 名:はちみつ

輸入者:正栄食品工業株式会社

届出数量及び重量:70ドラム、20,300kg

製造者:TIANJIN NATIVE PRODUCE I/E GROUP CORPORATION LTD.

検査結果:クロラムフェニコール 0.0011ppm(基準:不検出)※1

届出先:横浜検疫所

違反確定日:平成19年9月25日

措置状況:全量保管中※2

※1 クロラムフェニコールについては、国際機関において一日許容摂取量(ADI)が設定されていないことから、食品中に不検出とする基準を設定しています。

※2 違反品は国内に流通していません。

<参考2>中国産はちみつ輸入実績

年 次 届出件数 届出重量(トン) 検査件数*1 違反件数
平成19年*2 589 57,523 190 2

*1 クロラムフェニコールに係る検査

*2 平成19年9月26日現在 速報値

 

2002年の発表資料

中国産ハチミツに対する輸入検査の強化について

http://www.mhlw.go.jp/houdou/2002/04/h0426-5.html

中国産ハチミツについては、EUにおける畜水産物の輸入禁止措置を受け、

本年1月29日から検疫所における抗生物質に関するモニタリング検査を

強化してきたところですが、4月8日に初回、本日2回目のストレプトマ

イシンの検出が確認されました。

このため、本日、中国産ハチミツのストレプトマイシンに対し、食品衛生

法第15条3項に基づく検査命令を輸入の届出に対して実施することとし

ましたので、お知らせします。

なお、ストレプトマイシンが検出された2件は、食品衛生法第7条に違反

するため、全量について、廃棄又は積み戻し等の指示を行ったところです。

経緯

(1) 1月29日 モニタリング検査の強化。

(2) 4月8日 1回目の違反

 届出数量及び重量:70ドラム、20,300Kg

 検出抗生物質:ストレプトマイシン(0.17ppm)

(3) 4月26日 2回目の違反

 届出数量及び重量:70ドラム、20,300Kg

 検出抗生物質:ストレプトマイシン(0.08ppm)

中国産ハチミツ輸入実績

 輸入届出重量

平成13年1月~12月 34,144トン

平成14年1月~4月25日現在 8,441トン

 ハチミツ輸入総数

平成13年1月~12月 38,414トン

2018年2月4日日曜日

偽装国産蜂蜜 豊島養蜂園(大阪府)

2015年8月のニュースですが、大阪の業者の蜂蜜偽装の記事がありました。

奥多野渓谷アカシアはちみつの偽装と同様に、ハンガリー産の蜂蜜を国産と偽っていたとのことです。

しかも10年以上の長期間。

国産信仰のせいか、国産というだけで価格が倍以上ですからね。

 

産経ニュースからの引用

http://www.sankei.com/west/news/150820/wst1508200096-n1.html

外国産の蜂蜜を国産と偽って販売したとして、大阪府警鶴見署は20日、

食品表示法違反や不正競争防止法違反の疑いで、同府枚方市の食品販売会社

「豊島養蜂園」の井上達也社長(51)ら7人と、法人としての同社を書類送検した。

鶴見署によると、今年4月に施行された食品表示法違反での立件は全国初とみられる。

同法は食品の安全性や品質を分かりやすく表示するため、日本農林規格(JAS)法や

食品衛生法などの基準を一元化した。

書類送検容疑は今年2~5月、輸入したハンガリー産の蜂蜜を国産と称して販売した疑い。

鶴見署によると、井上社長以外の6人は同社の役員や従業員。

いずれも容疑を認め、井上社長は「国産と表示した方が客に安心してもらえると思い、

10年以上前に産地偽装を始めた」と供述しているという。

 

産経デジタルからの引用

https://www.iza.ne.jp/kiji/events/news/150820/evt15082015240029-n1.html

ハンガリー産の蜂蜜を国産と偽って販売したなどとして、大阪府警鶴見署は、

20日午後に食品表示法と不正競争防止法違反容疑で、大阪府枚方市の蜂蜜卸売販売会社

「豊島養蜂園」の男性社長(51)ら男女7人を書類送検する方針を固めた。

同署によると、今年4月の食品表示法施行後、同法違反容疑での摘発は全国初とみられる。

捜査関係者への取材で分かった。社長はこれまでの任意聴取に「国産はニーズがあるが、

仕入れ値が高い。安く仕入れた外国産を偽装して売ればいいと思った」などと話したという。

同署によると、社長らは今年2~5月の5回、ハンガリー産の蜂蜜を国産と偽ったり、

ラベルに保存方法と賞味期限を記載しなかったりして、蜂蜜を客に販売したとしている。

食品表示法は、食品の安全性や品質などの表示を一元的に定めるもので、食品衛生法、

日本農林規格(JAS)法、健康増進法の3法を一元化し施行された。

2018年2月2日金曜日

ミツバチの種類

ミツバチの一つの集団は、1匹の女王蜂と数百から数千の雄蜂と数万の雌の働き蜂で生活をする。働き蜂は生まれてからの日数によって、受け持つ受け持つ仕事を変える。

女王蜂
働き蜂の1.5倍程度の大きさで腹部には大きく発達した卵巣があり、1日に約1,500の卵を産み、働き蜂の約40倍長生きする。ローヤルゼリーがこのスタミナの源となっている。一生の間ひたすら卵を産み続けます。

雄蜂
働き蜂よりも大きく、胴の先端が丸みをおびている。刺針や花の蜜を集めるための口器はなく、仕事はしない。雄蜂は無精卵から生まれる。

働き蜂
全て雌であり、花の蜜を集めることから育児、巣作り、花粉の貯蔵まで様々な仕事を行う。一匹の働き蜂が一生に集めるはちみつの量は、小さじ一杯程度。